100% 嘘八百 ♪ PRINCEを愛するD&Pによる、PRINCEをめぐる妄想の数々


by DandP

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ウルトラ隊員


 今日、夢を見た。

 ゴジラ星人が地球にやってきた。どうもゴジラの着ぐるみの使い回しらしく、ゴジラの顔に服を着ていて、顔の周りはガチャポンの丸いケースのような透明プラスティックで囲われている。宇宙服をイメージしていると思われる。

 ゴジラ星人の目的は地球支配。

ウルトラ隊員(正しくは科学特捜隊というらしいが、こっちのほうがしっくりするので採用)であるワタクシD&Pは、同時に官庁にも勤めており、人間と等身大のゴジラ星人と政治的交渉にあたるメンバーの一人に抜擢された。ゴジラ星人の弱点は、顔を覆ったプラスティックカバーが火を吹く前に開く時、顔に水をかける事であった。ワタクシD&Pは必死の覚悟で火柱を避けながら、懸命に水鉄砲でゴジラ星人の顔を攻撃した。

 その甲斐あってゴジラ星人は弱まりあと一歩というところで、政府の方針ということで、一人の官僚が前に出た。(彼は小倉ナントカが司会している昼あたりの番組で「特ダネ撮って出し」とかいうコーナーをやっている背の低いアナウンサーだ)彼が単独で交渉にあたるという。会議室で会談中の二人をワタクシD&Pともう一人の中年の女性担当者は、脇の窓からこっそり偵察する。

 どうも政府とは別にその官僚の思惑の通りに交渉を進めようとしているらしい。「自衛隊について盛り込まれていない」などとワタクシが指摘すると、「長男に譲るとも言っていないわ」と中年女性は指摘した。とにかく私たちはこの交渉が、彼個人の利益のために行っていると判断し、阻止するべきだと論じ合った。

 やがて会議室から官僚とゴジラ星人は出てくる。ゴジラ星人はだいぶ体力が回復したようで危険な状態だ。それなのに交渉成立で危険性はないとして官僚はこの危険指定地域からゴジラ星人とともに出ようとする。ゴジラ星人を外部に出してはあまりに危険だ。だが、立場上なすすべもないワタクシD&Pは、また水鉄砲をネチネチとかけ、嫌がらせをする。ゴジラ星人は怒りに達すると、こちらに向かってきた。
 すると私の中のウルトラマンが分離し、追いかけられるようにゴジラ星人をおびき寄せ、螺旋階段を落ちるように抜けてどこかにいった。
 
 ワタクシD&Pは、この職業に嫌気がさし、仕事帰りに街に出た。
どうもここはニューヨークらしい。ナイキ本店とタワーレコードに寄ってレコードを物色していると、ちょっといい仲の彼に偶然会う。

 彼はシカオちゃんとくるりと細野ハルオミを足したような男で、デザイナーをしていた。そうだ、こんな世の為にも人のためにもならないウルトラ隊員なんてやめて、この人と結婚して落ち着こう。そう私は思った。彼はもちろん最初からそのつもりだ。

 彼の車にむかうためにビル屋上にあるパーキングに行く。腕を組み二人は寄り添っていた。パーキングのおじちゃんにカギを渡され、屋上に出ると、白いものがフワフワと落ちてきた。

「あ、雪・・・」

と言うとおじちゃんは否定した。屋上に出きると、そこに見えるものは爆風とビル崩壊によるおびただしいホコリと塵。

 ここ銀座の目抜き通りでは(ニューヨークじゃなかったのか)、巨大化したゴジラ星人とウルトラマンが戦っているのだ。逃げ惑う人々。飛び交うスペシウム光線と火柱。銀座の街は阿鼻叫喚の渦に。(どうもこの辺は「ガメラ3」の影響と思われる。)

 私たちのいるビルもスペシウム光線の流れ弾にあたり、激しい衝撃の後、大きく傾いた。たくさんの人々がビルから表に落ちてゆく。結婚をしちゃおうかなと思った彼も、目の前で空中に放り出された。ワタクシD&Pは結婚届の用紙を片手に(いつのまに持ってきたのか?)嘆くが、そんな間もなくビルは崩れだした。

 ああ、こんな運命とは!私はやはりウルトラ隊員として戦う他に道はないようだ。思いを新たに、ワタクシD&Pはゴジラ星人に立ち向かうべく、ウルトラマンに変身するのであった。


朝、ものすごく疲れた。
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by dandp | 2004-01-16 02:32 | ウルトラ隊員
 2003年の春から、歌は新しいお兄さんお姉さんに変わった。
先代あきひろお兄さんはミュージカル出身。大作にも出演したことのある、いわば成長済み。今度のゆうぞうお兄さんは、まだまだ若いヒヨッコである。

・・・あの、言いたい放題言っちゃってますが、ダイジョブですかね?
ゆうぞうお兄さんの身内の方、いらっしゃいませんか?いらっしゃいませんね?ダイジョブですね?では、続けます。

 ゆうぞうお兄さんは、そして新お姉さんも、まだまだ自分を押してしまい、テレビの前のチビッコに奉仕するというミッションを理解していなかった。まだまだ自分がきれいなままでようとして、自分の仕事をよく知っていなかったのでる。
ゆうぞうお兄さんにいたっては、子供に歌いかけたり話し掛けたりする時も、目は他所を泳いで、目の前の子供のことはうっちゃってるかあしらってるか、およそ邪魔者扱いであった。

いや、あの、収録しながら、たえず何をしでかすかわからないガキ共に気を配ると、どうしてもそうなるものですが、ここはひとつ、ネタとしてこのまま行かせてください。

 そこでまたスタッフは、彼らの自意識を砕き葬り去ろうと、ものすごいものを用意した。

「おすしのピクニック」である。

 実はワタクシD&Pは「おすしのピクニック」が、大好きです。
しょっちゅう歌っております。
それもこれも、あの強烈なヴィジュアルのせいです。

 白の全身タイツに味付け海苔を貼ったような眉、まっかかなホッペ。
いくらなんでもこれはどうしちゃったのか、と目を疑った。
マッドサイエンティストの比ではなかった。
 ひろみちお兄さんのナルシスぶりも、ゆうぞうお兄さんの冷たい目に比べればかわいいものだったのだろうか。強烈な荒療治にスタッフは出たようだ。
その甲斐あって、その後はゆうぞうお兄さんの表情も和らぎ、歌のお兄さんとしての宿命を知った、否、本調子が出たようである。

 すでに一皮向けたひろみちお兄さんは、ニコニコと楽しそうにモジモジ君を着こなしていた。

今や、新しいお兄さんお姉さんを引っ張る中堅的存在にまで成長した我らがひろみちお兄さん。一畳マンなるニューキャラも去年は登場し、例の「あ・い・う!」も芸として認知されたようである。
ひろみちお兄さんの二の腕のお肉も、若くぷりぷりしていた頃にくらべれば萎んできたものの、「あ・い・う!」と言いながらかかげるガッツポーズは永遠だろう。
水戸黄門にはいくらでも代わりはいるが、矢七やハチベエがワン&オンリーな存在なように、歌のお兄さんが替わってもひろみちお兄さんは10年もあれをやっているのである。


ああ、ひろみちお兄さん、貴方は素敵に変わった。愛され親しみやすい存在として。


・・・けれど、そうやって彼が変わって行くに連れ、次第に私の彼への興味は薄れていった。人を判断不可能な状態に陥らせるあの魅力は、いつのまにか安全な場所に着地し、安住したようだ。
あの、どこに連れて行かれるのかわからない、予測不能なリアルタイムの恐怖、平凡な主婦をひととき、どこかわからない場所へ連れてってくれる、あのひろみちお兄さんは、もういない。

そうして、ワタクシD&Pのひろみちお兄さんへの長い旅は終わった。



・・・・さよなら、ひろみちお兄さん。
もう、あなたを追いかけたりはしない・・・・・。
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by dandp | 2004-01-11 02:28 | ひろみちお兄さんの秘密
アイラインのことを書くのを忘れていた。

これこそが彼をこっけいなナルシストと見なす一要因でもあるが、ここはちょっと好意的に解釈してみようか。


 時代劇の大御所たちのアイメイクはすごい。
しかしあれが成り立つのは、豪華な着物だからということもあるが、チョンマゲカツラによって顔の皮を引っ張りあげられているからに他ならない。顔の弛み緩みが引っ張られ目元がすっきりするのは、ポニーテールをしたことのある女の子なら、誰でも知っている。

 ひろみちお兄さんのアイラインも、チョンマゲだったら何の違和感もなかったかもしれない。しかし、悲しいかな彼は一介の体操のお兄さんなのだ。白い運動着に、せいぜいチョッキしか着られない身分であったのだ。嗚呼、彼に服装の自由を!髪型の自由を!

 これでもまだ彼をばかにしているように思われるかもしれない。
さらにもう少し好意的に見るならば、収録の待ち時間が長かったのかもしれない。出番まで長く待てば待つほど化粧が濃くなる、というのは舞台の法則だ。いや、楽屋の法則と言えるかもしれない。楽屋で待っていると、他にやることもなく、むだに化粧を直してしまう結果、厚化粧になるのだ。すくなくとも、おばちゃんのダンス発表会ではそうだ。


 さて、彼のブラウン管からはみ出る自意識ぶりに、これはなんとかしなければと思ったスタッフは、ある作品を用意した。
「くれよんロケット」(だったよな・・多分)なる歌である。

♪くれよんロケット飛ぶよね
飛びたいんだから飛ぶよね
たまたま一回だめでも
今度は飛ぶからねーーー♪

という、日本のロケット開発の原点、あるいは失敗の根本原因に大きくメスを差す、威勢のいい曲である。
そこで、先代歌のお兄さんであるあきひろお兄さん扮する夢見る少年の空想の科学者を、我らがひろみちお兄さんは演じるのである。
 御茶ノ水博士をリスペクトしたのであろうはげ頭に、ビンゾコ眼鏡、黒くノリを張った欠けっ歯、そして白衣。
由緒正しきマッドサイエンティストである。若き日のタモリを彷彿とさせる。Dr.Finkもこのくらいやって欲しかったものだ。あ、あれは医者だっけ。

 その役は彼の自意識を大きく越えなければ不可能なものだった。それがスタッフの狙いであったし、事実、みごとにそれが成功し、お兄さんは新しいペルソナ、自分と言う仮面の新しい局面を手に入れたのだ。
「なんちゃって」というレトリックである。

 多分、それが一皮むけたということなのだろう。
それからの彼は「気のいい兄さん」というキャラを得、安心してブラウン管の向こうでニコニコしている。

 こういったスタッフの策略はまだまだ私の憶測に過ぎなかったが、近年、あることから私は確信するにいたったのである。

ゆうぞうお兄さんのことである。
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by dandp | 2004-01-10 02:26 | ひろみちお兄さんの秘密