100% 嘘八百 ♪ PRINCEを愛するD&Pによる、PRINCEをめぐる妄想の数々


by DandP

カテゴリ:プリ曲妄想( 2 )




線路の上をループする、この電車みたいに

毎日が上滑りしてゆくの。

くるっくるっくるっくる

無味乾燥な音を立てて、過ぎて行くだけ。


ガッコの帰りにレコード屋に寄る。

友達は 「私も」 ってついて来るけど

彼女の好きなアイドルグループなんて

そこの店には置いてないよ。

くるっくるっくるっくる

って、私は体を揺すって、確かめたいの。

私はいったい誰なのか。


いったいどこにいて、なにをしているのか。


だけど、くるっくるっくるっくるって

見えない指先で煙に巻かれて

いつも自分を見失ってしまう。



レコード屋の店員の男の子は

いつも私を見ている。

うそ。

私は分かってる。

ふとした拍子に目が合うのは

本当は、私がいつも見つめているから。



ねえ



人生なんて


音楽がなければ

ただ、黒いターンテーブルが回っているだけ。


迷子でいるのは、もう、いやだ。

あなたのその針で、私の音楽を鳴らしてよ。
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by dandp | 2006-02-13 15:13 | プリ曲妄想




サテンのシーツが肌に冷たく、体温を奪う。

でも、女が肩をすくめるのは、そんな理由じゃない。

見慣れない風景だ、と感じているからだ。


重なる男の肌は、どうして誰も熱いのだろう。

さっきまで車をとばしていた砂漠を思い出す。



『ふたつの三日月にぶらさがって
道化が笑っている。

それは、あなたと私に似ていて
満ちることを知らない月』



吐息の向こうに、瑞々しい木々の匂いがする。

目をつむれば

わずかな風にこすれあう葉の音が、耳のすぐそばで聞こえる。

意識はそんな遠くにありながら

ただ、手さぐりで探している。愛のようなものを。



けれど、いずれにせよ

オアシスを囲む石壁は、永遠を約束するものではない。



・・・・・te amo corazon


『あなたが欲しい。

その心臓の鼓動さえ、私のもの。』
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by dandp | 2006-01-31 16:05 | プリ曲妄想