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100% 嘘八百 ♪ PRINCEを愛するD&Pによる、PRINCEをめぐる妄想の数々


by DandP

7  雑誌「月間FictionD/P」より抜粋


 今、私達『FictionD/P』世代に絶大な指示を受けている、映画「サクリファイス・オブ・ビクター」の総力特集!!俳優達のココでしか読めないインタヴュー満載!


ジョセフィーヌ役○○○・○○○○○ー
「ジョセフィーヌは愛することをあきらめてしまった女性なのよ。初めはこの激しい役に戸惑ったわ。自分とはまるで違う女性だったから。どういう切り口で捕らえたらいいのか、まるでわからなかった。監督とは何度もディスカッションして、監督はこう言ったの「ジョセフィンだった自分を理解なんて出来なかったんじゃないか」って。それで私も、自分でもなんとかこの大役を出来るんじゃないかって思い始めたわ。実際のジョセフィーヌの生まれた場所にも行って、そこの人たちとも話をした。今じゃ私が彼女の一番の理解者よ。
―――撮影中もっとも貴方を悩ませたのは?
それはコレリよ(笑)。彼がいるとおかしくってセリフが言えないの。嘘よ(笑)。撮影はね、シリアスなシーンも多くてとても神経質になってた。そんな時、いつも周りを和ませてくれるのがコレリだったのよ。彼は素晴らしいムードメーカーだわ。バルセロナのロケではよく食事に行ったわ。そう、バルセロナではね、撮影は実際のサグラダファミリア教会で行ったのだけど、このパリ万博時代の映画では、当時の教会はまだこんなに出来上がっていなかったのね。CG処理で問題は解決したんだけど、ロケにするか、セットを作るか、一時意見が分かれたの。でも、私は故郷のバルセロナで撮影が出来て、最高の気分だったわ。
困ったのは、こ映画以降、激しい役ばかりオファーが来ることよ。
この役を払拭するくらいのいい作品にまた出会わなければいけないわ。また、新しい挑戦よ。」


ビクター役○○○○○・○○
「シナリオを最初に見たとき、これは僕の俳優としてのキャリアの重要なターニングポイントになると直感したよ。正直、震えたね。シナリオの段階でさえ、物語の中に引き込まれたよ。
―――役作りの上で苦労されたことは?
それはこれが実際にあったってことさ。『ビクター』を知ったのは歴史の教科書だよ。誰もがその英雄的生涯と死を知っている。そのヴィクトールにどれだけ近づけるのか、悩んださ。結局は自分のヴィクトールを表現できればいいと悟ったけどね。
大変だったシーン?冗談は止めてくれよ、全てがそうさ(笑)。いや、ホントのこと言えば全てを楽しんだよ。スタントもワイヤーもなしのアクションでさえもね(笑)。一番はやっぱりこの映画のハイライトとも言うべきオペラ座でのシーンだと思う。オペラ座での犯人との銃撃戦は、実際にパリのオペラ座で撮影したんだ。千人単位のエキストラを使ってね。オペラ座を縦横無尽に犯人との追跡をするうち、上映中の舞台にビクターが出てしまうシーン。舞台のオペラセットも本物だし、実際の満席の観客席を前に、一曲歌うんだ。これは愉快な体験だったね。オペラ座の舞台から客席を見たことがあるかい?自分が特別な人間になったような気分だったよ。
そうだね、舞台への興味も沸いたよ。ぜひ、挑戦してみたいね。」
by DandP | 2003-03-08 14:53 | サクリファイス/ビクター